ブリュット・プルミエール・キュヴェ ブルーノ・パイヤール ロバート・パーカー4ツ星生産者ブルーノ・パイヤールは戦後誕生した唯一のシャンパンハウスです。ピノ・ノワール45%、シャルドネ33%、ピノ・ムニエ22%のブレンドで、一番搾りの果汁のみを使用するため" プルミエール・キュヴェ"(フランス語で一番搾りの意)の名前が付けられ、最高級で最も純粋なシャンパーニュです。クラシックなアペリティフ・スタイル、フレッシュで清潔、華やかなレモンの香りとドライな味わいが感じられます。ワインスペクテイター誌90点。
★ステファン・タンザー インターナショナルワインセラー 2008年7‐8月 86点
ハーブバター、レモン、ライムの皮の香りが広がり、少量のレモンバターと豊富なハーブバターが感じられます。チョークの粉、レモンの皮、レモングラスの味わいから、ミネラル感に富んだドライなフィニッシュへと続きます。十分な長さを持つワイン。ピュリニー側の畑の由来するハーブバターとフィネス、またシャサーニュ側のミネラル、バターが表れます。ブドウ樹はシャサーニュ南北に植えられています。それぞれの個性が生きており、ミネラルと力強さが味わえます。
ロバート・パーカーが「サンテミリオンのペトリュス」と評したシャトー・ル・テルトル・ロットブフの造り手、フランソワ・ミジャヴィル。その鬼才の息子、ルイがミジャヴィルの指導の下造るコート・ド・カスティヨンのワインがこのシャトー・カデです。完熟した遅めの時期にすばやく収穫、100%除梗、破砕は行いません。 濃厚なルビー色で、澄んで艶があります。果実はゆっくりと熟成するテロワールの典型的な特徴をもち、赤と黒の果実が豊富に表れます。クリーンな食欲をそそるアタック。とてもよい構造のタンニンがよい長さをもって表れます。心地よい快活さをもつ、すっきりとしたフィニッシュに続きます。リッチであり濃厚で、深みがあり、そして濃く甘いタンニンをもっています。完璧にバランスがとれ、フレッシュなワインです。 メルロ80%、カベルネ・フラン20%
樹齢47−157年の古樹のぶどうからできたワインで、スパイスボックス、キルシュ、プラム、松、新鮮な牛肉のアロマを感じさせ、グラスから豊かな果実が溢れ出します。素晴しくピュアでリッチであり、このスケールと深さにして驚くほどエレガントで新鮮であり、甘いタンニン、官能的なアタック、素晴しい味わいから卓越した長いフィニッシュに続きます。グルナッシュ60%、 ムーヴェードル20%、シラーズ20%
シャトー・ムートン・ロートシルトの元醸造長のパトリック・レオン氏が自からの住居をかまえ、醸造しています。フロンサックで最も歴史のある畑の一つで、ブドウの木は大半が樹齢45年以上です。3分の2がオークの新樽で16 カ月間熟成されます。その結果、コクがあってタニックで力強く、しかもエレガントに仕上がっています。メルロ85%、カベルネ・フラン15%
サヴィニー・レ・ボーヌのいくつかの畑(ゴラルドゥ、レ・ヴェルモ・ドゥッスとオー・フルシュー)から造られるワインです。新鮮な赤い果実の香りから、刺激的なサヴィニーらしい土を感じさせるニュアンスが表れ、芳醇でまろやか、そしてしなやかでとても外交的な風味まで続いてゆきます。フィニッシュはやや鋭く、今はまだ少し荒々しさをのぞかせています。
★Burghound 33号 87-89点
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